ユニバーサル検索（Universal Search）とは、検索エンジンの検索結果ページ（SERP）に、通常のWebページのリンクだけでなく、さまざまな種類のコンテンツ（画像、動画、ニュース、地図、ショッピング情報など）が統合されて表示される仕組みのことです。
例えば、「カレー レシピ」と検索すると、通常のWebサイトのリンクだけでなく、レシピカードやYouTube動画、画像、関連ニュースなどが一緒に表示されることがあります。これがユニバーサル検索の特徴です。
ユニバーサル検索で表示される主なコンテンツ
- 画像検索結果 – 検索ワードに関連する画像が表示される。
- 動画検索結果 – YouTubeなどの動画プラットフォームから関連動画が表示される。
- ニュース検索結果 – 最新のニュース記事がSERPに表示される。
- ローカル検索（Googleマップ） – 「近くのカフェ」などの検索で地図情報が表示される。
- ショッピング検索 – Googleショッピングの情報が表示され、直接商品ページに遷移できる。
- リッチスニペット – レビュー評価（星マーク）、レシピ情報、イベント情報などが強調表示される。
- Googleナレッジパネル – 有名人や企業、歴史的事象などについての概要が表示される。
- People Also Ask（他の人はこちらも質問） – 関連する質問とその回答が表示される。
ユニバーサル検索のSEO対策
- 多様なコンテンツを作成する
- 画像、動画、FAQ、ニュースなど、検索エンジンに評価されやすいコンテンツを用意。
- 構造化データを活用する
- レビュー、FAQ、レシピなどのリッチスニペットを強化するため、適切な構造化データ（Schema.org）を実装。
- ローカルSEOを強化する
- Googleマイビジネスを最適化し、ローカル検索結果（Googleマップ）での表示を強化。
- 動画SEOを実施する
- YouTube動画のタイトル、説明文、タグを最適化し、検索結果での表示を狙う。
- 高品質なコンテンツを作成する
- Googleが「検索意図に最適」と判断するコンテンツを作成し、さまざまな検索枠で表示されるようにする。
まとめ
ユニバーサル検索は、通常の検索結果よりも多様なコンテンツを表示し、ユーザーの利便性を向上させる仕組みです。
SEO対策を行う際は、テキストだけでなく、画像や動画、ローカルSEO、構造化データの活用など、幅広い施策を検討することが重要です。
