1. Mailchimpとは?BtoB企業が注目する理由

「メルマガを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない…」 「Mailchimpって名前は聞いたことがあるけど、英語だから難しそう…」
そんな不安を抱える経営者やWeb担当者の方も多いのではないでしょうか?
Mailchimp(メールチンプ)は、世界中で利用されているクラウド型メールマーケティングツールです。無料で始められ、操作も直感的。特にBtoB企業にとっては、リード獲得や顧客育成に役立つ機能が豊富に揃っています。
Mailchimpでできること
機能 | 説明 |
---|---|
メールマガジンの一斉配信 | 顧客リストに対して一括でメールを送信 |
ターゲット配信 | 顧客属性(業種・役職など)に基づいて配信を最適化 |
効果測定 | 開封率・クリック率を分析し、PDCAを回す |
自動化(ステップメール) | 顧客の行動に応じたメールを自動送信 |
A/Bテスト | 件名やコンテンツを比較し、効果の高いパターンを特定 |
ランディングページ作成 | メルマガと連携し、効果的な誘導ページを作成 |
2. Mailchimpの強みと他ツールとの違い

「他のメール配信ツールと何が違うの?」と思われる方も多いでしょう。
比較項目 | Mailchimp | Benchmark Email | Sendinblue | HubSpot |
---|---|---|---|---|
無料プラン | ○(月間10,000通まで) | ○(リスト500件まで) | ○(1日300通まで) | △(機能制限あり) |
メールデザイン | ○(ドラッグ&ドロップ対応) | ○ | ○ | ○ |
自動化機能 | ○(高度なワークフロー設定可) | △ | ○ | ◎(CRMと連携可) |
分析機能 | ○(開封率・クリック率・A/Bテスト) | ○ | ○ | ◎(詳細なレポート機能あり) |
BtoB企業にとってのMailchimpの強み
1. リードナーチャリングを支援する自動化機能
Mailchimpのステップメール機能を活用すれば、見込み顧客の関心度に応じたメールを自動で配信できます。例えば、以下のようなシナリオが可能です。
- 資料請求後に自動フォローアップメールを送る
- セミナー参加者向けに、追加の関連情報を段階的に送信
- 長期間未接触の顧客に対し、リマインドメールを配信
BtoBビジネスでは、即決するケースは少なく、顧客が興味を持ってから契約までに時間がかかるため、こうしたナーチャリング機能が売上につながります。
2. 高度なセグメント配信でターゲットごとに適切な情報を提供
Mailchimpでは、顧客データを業種・役職・購買履歴・興味関心などの条件で細かくセグメント化できます。例えば、
- 経営層向けに業界動向や事例を配信
- マーケティング担当者向けに具体的な施策のノウハウを紹介
- 既存顧客向けにアップセル・クロスセルの提案を送る
このように、適切な情報を適切なタイミングで届けることで、成約率を高められるのがMailchimpの強みです。
3. 分析機能が充実しており、PDCAを回しやすい
BtoB企業のマーケティングでは、効果測定と改善が欠かせません。Mailchimpの分析機能では、
- 開封率・クリック率の計測で、どのメールが効果的か把握
- A/Bテストで最適な件名やコンテンツを検証
- コンバージョン率の追跡で、どの施策が成果につながっているか分析
これらのデータを活用することで、効果の高いメールマーケティングを継続的に実施できるようになります。
3. Mailchimpの活用事例

業界別活用例
業界 | 活用方法 |
---|---|
IT企業 | ウェビナー後のフォローアップメールを自動送信し、商談につなげる |
製造業 | 定期的なニュースレターを送付し、顧客との関係を強化 |
人材サービス | 求職者に対して最新の求人情報をパーソナライズ配信 |
教育機関 | 受講生に対してコース案内や学習リソースを定期配信 |
Mailchimpの「ステップメール機能」や「セグメント配信機能」を活用すれば、業界を問わずマーケティング効果を最大化できます。
4. Mailchimpのデメリットと注意点
どんなツールにもメリット・デメリットがあります。Mailchimpを導入する前に、注意点も理解しておきましょう。
1. 英語対応のみ(対策あり)
Mailchimpは英語のインターフェースですが、Google翻訳やDeepLを活用すれば十分に対応可能です。
2. 無料プランの制限
項目 | Free(無料) | Essentials | Standard | Premium |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 0円 | 約1,150円~ | 約1,750円~ | 約34,500円~ |
登録可能な連絡先 | 2,000件 | 50,000件 | 100,000件 | 200,000件以上 |
送信可能メール数 | 月10,000通 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料プランは、リストが増えると制限が厳しくなるため、運用を考えながら有料プランの検討も必要です。
3. Gmailプロモーションタブに入るリスク
一部のメールがGmailの「プロモーション」タブに振り分けられることがあります。これを防ぐには、送信元アドレスの設定や件名の工夫が重要です。
5. Mailchimpと他のマーケティングツールの連携
Mailchimpは単体でも強力ですが、他のマーケティングツールと連携することで、より高度なマーケティング施策を実現できます。特に、リードの獲得・育成・コンバージョン最適化において、以下のツールとの組み合わせが効果的です。
主な連携ツールと活用例
連携ツール | 活用例 |
---|---|
WordPress | サイトのフォームからMailchimpのリストに自動登録し、資料請求や問い合わせ後のフォローアップを自動化 |
Salesforce | CRMと連携して、リード情報を一元管理。メールの開封・クリックデータを基に、営業のアクションを最適化 |
Facebook広告 | メールリストをFacebook広告と連携し、見込み顧客に最適な広告を配信。メール開封者に対するリターゲティング施策も可能 |
Google Analytics | メール経由のWebサイト訪問者の行動を分析し、効果的なコンテンツやCTAの改善に活用 |
Shopify | ECサイトと連携し、カート放棄者へのリマインドメールや、購入履歴に基づいたパーソナライズドメールを送信 |
連携による具体的なメリット
1. リード獲得の効率化(WordPress × Mailchimp)

WebサイトのフォームをMailchimpと連携することで、訪問者がフォーム入力した瞬間にリストへ自動登録されます。
活用例
- 資料請求やホワイトペーパーのダウンロード後に、自動でナーチャリングメールを送信
- お問い合わせ後に、お礼メール+関連情報をステップメールで配信
2. 営業活動の最適化(Salesforce × Mailchimp)

Salesforceとの連携により、リードの行動データ(メール開封・クリックなど)を営業チームがリアルタイムで把握できます。
活用例
- メールを開封・クリックしたリードに対し、優先的にアプローチ
- メール未開封のリードには、内容を調整したフォローアップメールを配信
3. 広告とのシナジー強化(Facebook広告 × Mailchimp)

メールリストをFacebook広告と連携することで、メールを開封したユーザーに対するターゲティング広告を実施できます。
活用例
- メール未開封者向けに、同じ内容の広告を配信してリーチを拡大
- 特定の商品に興味を持ったユーザー向けに、パーソナライズ広告を配信
4. 顧客行動のデータ活用(Google Analytics × Mailchimp)

Google AnalyticsとMailchimpを連携することで、メールを開封した後のサイト訪問者の動きを分析できます。
活用例
- メール経由のコンバージョン率を測定し、効果の高いメール施策を特定
- クリック後の離脱ポイントを分析し、ランディングページの改善
5. ECサイトの売上アップ(Shopify × Mailchimp)

Shopifyと連携すれば、購入履歴やカート放棄データを基にしたメールマーケティングが可能になります。
活用例
- カート放棄したユーザーに対し、リマインドメールを送信
- 購入履歴を活用し、関連商品のレコメンドメールを自動配信
Mailchimpを他のツールと組み合わせることで、単なるメール配信ツールではなく、包括的なマーケティングプラットフォームとして活用できます。適切な連携を行い、マーケティングの精度と効果を最大化しましょう。
Mailchimpの始め方(4ステップ)
Mailchimpの使い方は、とても簡単です。以下の4つのステップで、すぐにメール配信を始められます。
ステップ1:アカウント登録
Mailchimp公式サイトで以下の情報を入力し、無料アカウントを作成します。
- メールアドレス
- ユーザー名
- パスワード




ステップ2:顧客リスト(Audience)作成
顧客リストを作成し、手動追加またはCSVファイルでインポートできます。タグ付けも可能。
顧客の属性(役職、業種、興味など)に合わせてタグ付けを行うことで、より効果的なセグメント配信が可能になります。
ステップ3:メール作成
テンプレートを選び、ドラッグ&ドロップでデザイン編集。テスト送信で内容を確認。件名、本文、CTAなど、効果的なメールを作成するためのポイントを意識しましょう。
ステップ4:送信&効果測定
メールを配信し、開封率・クリック率をチェック。データをもとに改善を繰り返しましょう。A/Bテストや配信タイミングの最適化など、継続的な改善が重要です。
6. Mailchimpで成果を出すためのポイント

1. 開封率を上げる件名の作り方
メールマーケティングにおいて、開封率を上げるためには「件名」が非常に重要です。受信者が思わず開きたくなるような件名を意識しましょう。
効果的な件名のポイント
- シンプルかつ興味を引く
- 例:「最新トレンドレポート公開」「あなた専用の特別オファー」
- 余計な言葉を省き、直感的に理解できる内容にする
- 数字を活用する
- 例:「3つの成功事例」「売上が20%アップした方法」
- 数字を入れることで、具体性が増し、クリックされやすくなる
- 緊急性や限定感を出す
- 例:「本日限定の特別割引」「先着100名限定の無料セミナー」
- 期間限定や特典付きの要素を加えることで、行動を促しやすくする
- ターゲットを明確にする
- 例:「EC運営者向け:売上を伸ばす最新戦略」「マーケティング担当者必見!」
- 誰のためのメールなのかを明確にし、関心のある人に刺さる件名を作る
2. クリック率を上げるCTAのデザイン

メールを開封しても、次のアクションにつながらなければ意味がありません。クリック率を上げるためのCTA(コール・トゥ・アクション)設計が重要です。
効果的なCTAデザインのポイント
- 明確で目立つボタンを設置
- 「今すぐダウンロード」「無料で試してみる」など、行動を明確に指示する
- ボタンの色は目立つものを選び、クリックしやすいサイズにする
- 1メール1CTAに絞る
- 複数のCTAがあると、受信者が迷い、行動しにくくなる
- メールの目的を明確にし、最も重要なCTAを1つに絞る
- 適切な位置に配置する
- メールの冒頭と最後にCTAを設置することで、スクロールしなくても目に入るようにする
- 長文メールの場合は、途中にもCTAを入れる
- FOMO(Fear of Missing Out)を活用する
- 「今すぐ申し込まないと、特典がなくなる」と思わせることで、行動を促進
- 例:「本日中に登録すると、50%オフ!」
3. 配信タイミングの最適化

メールの配信タイミングは、開封率・クリック率に大きな影響を与えます。ターゲットにとって最適なタイミングを見つけることが重要です。
配信タイミングのポイント
- BtoBの場合、火曜・水曜の午前中がベスト
- 月曜日は週の始まりで忙しく、金曜日は週末モードに入るため、メールの開封率が下がる
- 火曜・水曜の午前10時〜11時頃が比較的開封されやすい
- BtoCの場合、夜間や週末も検討する
- 消費者向けのメールは、仕事終わりの時間帯(20時以降)や週末の午前中に開封率が高まる傾向
- セグメント別に最適な時間を見つける
- 過去の配信データを分析し、ターゲット層ごとに開封率・クリック率の高い時間を特定する
- A/Bテストを活用し、異なる時間帯でメールを送り、効果を比較する
- 時間指定配信を活用する
- Mailchimpのスケジュール配信機能を利用し、ターゲットの生活リズムに合わせて送信する
- 海外向けの場合は、現地のタイムゾーンに合わせて配信する
以上のポイントを押さえれば、Mailchimpを活用したメールマーケティングの成果をさらに高めることができます。ぜひ試してみてください。
7. まとめ:Mailchimpを活用してBtoBマーケティングを成功させよう!
Mailchimpは「無料で始められる」「直感的に使える」「データ分析が強力」といった特徴を持ち、特にBtoB企業のメールマーケティングに最適なツールです。
まずは無料アカウントを作成し、実際に試してみましょう!
▶ Mailchimp公式サイトへ(リンク)
Mailchimpを活用し、顧客との関係を深め、売上アップにつなげましょう!
👇️ メールマーケティングについて、基本的戦略をまとめた記事はこちらをご覧ください。